四季の励まし?

池田先生の言葉

 この地球上には、
思想・宗教、国家、民族等々、
さまざまな面で
異なる人間同士が住んでいる。
その差異にこだわって、
人を分断、差別、
排斥していく思想、生き方こそが、
争いを生み、平和を破壊し、
人類を不幸にする元凶であり、
まさに魔性の発想といえよう。

法華経の精髄たる日蓮仏法は、
全ての人間に内在する
最極の「仏」の生命を見出し、
顕現しゆく方途を説き切っている。
互いに尊重し合い、尊敬し合い、
励まし合い、助け合う中にこそ、
真に人間らしい生き方があることを
明かしているのだ。
まさしく「結合の法」である。

対話は、自説に固執した
自己主張のぶつけ合いではない。
単なる言葉の往復でもない。
対話を通して、
互いの語る言葉の「意味」を共有し、
理解し合うことである。
そして、
新たな価値を創造しゆく作業なのだ。
対話がなくなれば澱む。
活発な対話のあるところ、
新しい命が流れ通うのだ。

競争社会の様相を濃くし、
互いに足を引っ張り合い、
嫉妬、憎悪、いじめなどが
横行しているのが現代社会である。
利己主義が蔓延し、
人びとの心と心は分断され、
閉ざされているといっても
過言ではない。
励ましの対話によって、
その心を開き、勇気と希望の光を送り、
人間と人間の善の連帯を
つくりあげていくのが、
創価学会の運動である。

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