4才になる男のお子さんが
「夜中になかなか寝なくて朝起きてこない💤」
と言う症状で連れて来られました。
お子さんの場合は
構造的問題を診る事はあまりなく
とにかく、ご家族やお母さんに
詳しく問診をさせて頂きます。
今回の場合は
お母さんは第2子の出産で
長期の産休から仕事に復帰された直後でした。
いびきやなかなか寝なくなり出したのは
ここ1年位だそうでした。
そうなんです!
小さいお子さんの症状の原因は
お母さんの心理状況の影響を
強く受ける事が多く
お母さんが職場に復帰が近づき
育児と仕事への復帰の不安が
お子さんのいびきや夜泣きに影響したと思われました。
その事をお母さんにお伝えし
お母さんもその事に納得され
お子さんの心理 感情の調整を行いました。
2回来院されましたが
お父さんが定期的に来院されていますので
何回かお子さんのその後の状況を聞きましたが
夜に起きる事がなくなり
朝はちゃんと起きて来るようになり
昼寝もしなくなり元気になって来たそうです。
いや~、実に良かったです。
そして、私自身もやはり驚いてしまった
症例紹介です!
お子さんの症状の場合は
家庭内 特にお母さんとの関係が
大きく影響しますが
その事をお母さんが納得されると
お子さん自体は心理的背景は
ほとんど真っ白な状態ですので
改善するのが速いです。
本当に凄いですな!