池田先生の言葉
信心の炎は、
自分のことだけで汲々とした
小さな境涯を打ち破る。
友の勝利が、わが勝利であり、
わが勝利が友の勝利である。
どこそこで、あの友が苦しんでいる。
かの地域で仲間が奮闘している。
そう聞けば、わが事のように祈る!
自他共の完勝のため、
そこへ駆けつけ、共に戦う!
この熱烈な同志愛があればこそ、
あらゆる大難を乗り越え、
学会は勝利し、また勝利してきたのだ。
状況が厳しければ、その時にこそ、
勇気を奮い起こすべきである。
厳しければ厳しいほど勇み立つ。
ここに、学会精神の真髄がある。
いちばん大変な所に、
みずから足を運んでこそ、
「道」は開かれる。
通途の仏教では、「億劫」という
長遠の修行を積み重ねて、
初めて成仏できると説かれる。
しかし日蓮仏法では、
すなわち人びとを幸福にし、
社会を安穏にするために、
苦難を恐れず勇猛精進することが、
既に“億劫の辛労を尽くす”修行を
行じているのである。
ゆえに、その一念には、本来、
わが生命に具わる仏の偉大な力が
沸々と湧き上がってくるのだ。
戦いには、遠慮があってはならない。
好き嫌いで人を見たら、戦いはできない。 「断じて勝つ」という一点に立ち、
同じ目的に向かって呼吸を合わせ、
心を一致させるのだ。
勝つために祈りを!
勝つために団結を!
痛快なる勝利のドラマを、
きょうから一緒に、楽しく、
堂々と開始しようではないか!