池田先生の言葉
御書は、
人類の未来を開く智慧の宝庫です。
戦争や暴力、差別や環境破壊といった、
世界が直面する課題も突き詰めれば、
人間自身、
そして生命の問題に帰着する。
大聖人の仏法は、
その根本に光を当て、
真の平和と共生の文明を創造しゆく
英知を明かしているのです。
少しずつでいい。
また、初めはよくわからなくてもいい。
御書に挑戦していくことです。
一つ一つ生命に刻んでいくことです。
その積み重ねが、
自分の心に「哲学の柱」をつくる。
心に「柱」のある人は、
揺れ動く変化のなかでも揺るがない。
どこまでも幸福になるための教学です。
人をも幸福にするための仏道修行です。
御書を学ぶことは、
大聖人の御精神にふれることである。
御本仏より、広宣流布の御指南を仰ぎ、
最大の励ましをいただくことでもある。
その御書に仰せのとおりに
行動してこそ、
初めて、教学を学んだことになる。
いわば「実践の教学」なくして、
仏法の研鑽はない。
また、そこに、無限の勇気が湧き、
最高の力を発揮することができるのだ。
広布のために生きぬく人生ほど、
崇高なものはない。
学会とともに、
広宣流布へと進んでいくならば、
富士のような、大王のような
偉大な境涯を築くことができる。
不動の幸福、
不動の勝利が約束されている。
生々世々にわたり、
生命の大長者として、
輝いていくことができるのである。